目の周りのシワなんとかしたい!
2021年も師走に入って、今年も終わろうとしています。
シワができたと自覚するとき
まず一番に、シワが気になるなと思う時は、目尻、目頭などの目の周りにシワができたときではないでしょうか? どうしても、目線から近いところで目につくところでもあるので気になる方も多いはずです。
なぜ、シワはできるの?
・皮膚の乾燥
・紫外線の影響で真皮内のコラーゲンなどの変性(性質が変化すること)
・加齢によりコラーゲン(ハリ)やエラスチン(弾力)などを産生させる線維芽細胞の増殖率の低下
・目の周りは特に皮脂分泌量が少なく、乾燥しやすい
・まばたきを繰り返すことで皮膚が引っ張られて機械的変性が起きやすい
線維芽細胞(コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン産生させる細胞)って?
線維芽細胞は20代をピークに、40代で半分以下にまでになります。コラーゲンやヒアルロン酸の減少とともに、その生産機能を持つ線維芽細胞も同じように減ってしまい、新しく作り出される数自体減ってしまうのです。なので、線維芽細胞の減少を食い止めることが大事で、それによって、シワを未然に防ぐこともできるのです。
ホームケアでできるシワ予防は?
・乾燥や紫外線から肌をまもる
・皮膚の薄いところの摩擦は最小限にする
・乾燥時期は特にローションや美容液をいつもよりも多めに塗布する
・保湿クリームをしっかり塗布する
・線維芽細胞を活性化させる
・ビタミンC、レチノール、トレチノイン、FGF(線維芽細胞増殖因子)、イソフラボンなどの食品やサプリメント、化粧品を上手に使用する
その他、笑い癖、顔癖によるシワにも注意!
目の周りのシワのお話を中心にしてきましたが、実は、40代後半からの女性に多いのは、お顔の使い方の癖によることで起きるシワで悩む方も多いです。
ですが、そのシワは笑っているときや、お話しているときにできるもので、笑ったときにくしゃくしゃになって目頭と鼻のシワになることや、驚きやオーバーリアクション、口を開けるたびに、おでこのシワも同時に動いてしまってできる、シワのためになかなか自覚している方もいません。
気づいたときには、深いシワとなっていることも多く、意識してやり続けないと治りにくいのです。
ぜひ、シワが増えてきたなと思った方は、お時間のある時に、手鏡を持ってテレビをみたり家族と話をして、その時々でご自身の顔もチェックしてみると、自分の笑い癖や、顔癖がわかるかもしれません。