お肌、腐らせてますか?
皮膚理論
皮膚理論を知る上で、人類になるまでも知る必要があるなんて!1年前肌の勉強をはじめていた私には驚いたのを覚えてます。
さかのぼること、2.3億年前のこと、魚類は海から陸への生活へと変わってきたと言われています。
皮膚はその生活スタイルに適応しようと、進化してきました。
陸上生活に必要不可欠なものは
陸上の生活において、海の中では必要のなかったものが陸上では必要となったのです。
それは、『バリア機能』=『真皮層を守る』ことです。そのために表皮ができたと言われています。
- 紫外線(日光に当たる)
- 酸素(水中より多くの酸素)
- 刺激物質(排出ガス、塵、ホコリ、菌など)
これらから陸上生活においては真皮を守るために表皮ができたとされています。
表皮には血液は流れてない
表皮は、前述の通り海から陸への過程で進化をしてできたものです。ですので、血液や神経は通っていません。
また、我々がいつも目にしている肌は角質層と呼ばれ、肌の1番表にあり実は「死んだ細胞」なんです。
角質層をいかに腐らせるかが鍵
死んだ細胞、肌を腐らせる、、、ネガティブワードに聞こえがちですが、これは事実であり腐らせることが美肌への近道なのです。
肌を腐らせるためには
肌から一旦、話はそれます。A5ランクのお肉を買ってきたとします。
あなたは、このお肉を3日後のパーティに出さなくてはいけません。腐らないようにどのように保管しますか?
ラップやジップロックなどの密閉できるものに入れて、なるべく酸素や水分などは付かないようにして、また暑いところには置かないように冷蔵庫に保管する方が多いのではないでしょうか?
これは、お肉を腐らせないようにするためには必要なことです。
それではここでお肌に戻ります。
お肌を腐らせるためには、このA5ランクのお肉の保管と真逆の事をすれば腐るのです。
つまりは、
- 肌呼吸妨げない。 (高分子や油分の多いクリームなどは使わない)
- 水分を与える。(水分も保湿もしっかり)
- 体温をあげる。(血流を良くする)
この3つがポイントになります!
そもそもの肌の役割と、働きについて知っておくことでスキンケア選びもしやすくなります。
このままお話をすれば、「防腐剤」の入った化粧品がお肌にとってはどのような仕業をするかはおわかりいだけるかと思います。また、高分子と言われるヒアルロン酸やコラーゲンは、テクスチャーこそ良いと言われますが、実際には肌への浸透は難しいのです。